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ガ ラ ス の 毛 皮

ガラスは視覚的透過性という特異な性質により、「ディスプレイ」という空間を街に与えてきました。それは風雨や気温の変化から人々を守りつつ、屋内外の景観を相互に発信するものでした。
また同時に建築においては、ガラスファサード(窓)という「硬直化した境界性」を持っているということでもあります。
このガラスファサードをより柔らかなものに変容させることで、境界の内と外を繋ぐ触覚的で柔軟な構造を提案しました。

メッシュガラスに無数の毛細状ガラスを差し込み、ガラスの毛皮のようなカーテンウォールをつくります。ガラスの毛皮は視覚的透過性を保ちつつ、風による揺らぎや人々の営みの気配を建物の内と外で感じることができます。

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