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形旅『対岸を望む(安房と洲崎)』@千葉県洲崎

  • 執筆者の写真: 園家 悠司
    園家 悠司
  • 2023年3月18日
  • 読了時間: 1分

千葉県最南端、旧国名安房国に参りました。浦賀水道の入口洲崎灯台からの西方の眺めは関東民としても珍しい景色でした。左に大島、右に三浦半島、天気の良い日には富士山も見えるそうな。この三景を一度に見ることはよくよく考えたら初めてのことでとても驚嘆しました。 館山の南端には安房国一ノ宮である安房神社があり、武藤郁子氏著『縄文神社』(飛鳥新社)によれば、向かいの三浦半島の横須賀に安房口神社があるそうです。神代の頃、徳島県(阿波国)から来た忌部氏が肥沃な土地を求めて、千葉県南部(安房国(同じ音なのはこのため))にたどり着きました。その後、東国を鎮守するため、二つの巨石が洲崎の浜と横須賀の吉井(安房口神社)に飛んできたそうです。安房口神社の御神体である石には穴が空いており真っ直ぐ安房を目指しているとか。 また平安末期、石橋山の戦いに敗れた源頼朝は海を渡り安房国へ逃れ、安房神社に訪れました。鎌倉時代に入り、現在の横浜市に洲崎大神を建立、安房神社の神様を勧請されました。 浦賀水道を挟んだ「安房」と「洲崎」の由緒を巡る話は面白い発見でした。





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