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形旅『日光二荒山神社(中宮祠)』@栃木県日光市

  • 執筆者の写真: 園家 悠司
    園家 悠司
  • 2023年5月1日
  • 読了時間: 2分

栃木には二荒山神社が2社あります。宇都宮は「二荒山:フタラヤマ」、日光は「二荒山:フタラサン」。どちらとも年代や由緒に関わりは無いそうなのですが、宇都宮は小寺峰と臼ヶ峰の二峰を持った小高い荒山に設けられたことが由来、日光は男体山と女峰山をして名付けの由来とされた説があります。どちらも"2つの山"というのがルーツのようです。

また、"日光(ニッコウ)"は二荒(フタラ)を「ニコウ」と読んだのが転じた事によると言われています。


中禅寺湖の湖畔に日光二荒山神社(中宮祠)は鎮座しており、背後の御神体である男体山(古名:二荒山)への登山口の門が設けられております。さらに男体山の背後には女峰山と太郎山があり、父・母・子の日光三山として知られています。後世、人格神があてがわれた際も大国主神を父とする3人家族の神様が御祭神となりました。

調べていると"栃木のウルトラマンタロウ"を匂わせる感想が多くあることに気付きます。私も「太郎」という名前からすぐ思いつきました。「太郎」とはどういう意味の名前なのでしょうか。主には家の長男につけられた名前ですが、西暦800年(平安時代)頃、嵯峨天皇が第一皇子に付けたのが始まりとされ、その後武士階級に太郎・次郎…と広まり現代に至るそうです。意味は杉本つとむ氏著『語源海』によると<「太」は大人の意、「郎」は「良」+「阝(邑)」中国では地名を示すが、日本では転じて「良い人」の意に転用>とあります。太郎とは「一人前の男子」という如何にも武士らしい名前ということになるのかもしれません。



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