形旅『剗海(せのうみ)』@西湖,剗海神社
- 園家 悠司
- 2024年1月22日
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西湖自由キャンプ場から湖の西側の対岸に鬱蒼として緩やかな丘陵地が見えます、青木ヶ原樹海です。
平安時代、富士山が貞観の大噴火(864年)を起こす前、ここに『剗海(せのうみ)』と呼ばれる巨大な湖があったそうです。溶岩によって巨大湖は分断され、西湖と精進湖が溶岩流を逃れる形で現在に残りました。
湖の名前は剗海神社として、青木ヶ原樹海(貞観大噴火時の溶岩範囲)の北端、西湖南部に残っています。富士講八海巡りの青木龍神(水の神、豊穣の神)として、本殿は竜宮洞穴(国指定天然記念物)の中に建てられています。
また富士古文献「宮下文書」の富士古代地図には『神代大湖』としての記載も残っています。








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